体調不良でもOK! 病気がある場合の海外旅行保険とは(2017年7月版)

持病(既往症)があっても急性的なものでなければ、たまには旅行にも行きたいですよね。とはいえ、やっぱり気になるのは海外旅行保険の入り方。クレジットカード付帯の海外旅行保険だと条件が厳しかったり、上限金額が低いものが多いんですよね・・・

私は今のところ超健康体なのですが、一緒に海外に行くメンバーが体調を崩していた時があり、持病ありの方のための海外旅行保険の整理を行ったので共有させていただきます。

2017年7月23日時点 既往症ありの方でも申し込める保険

調べた結果はこれです!

ネットだけで申し込みOK 申し込みは店舗に行く必要あり
出発前の病気でも
保険が下りる
AIU
東京海上日動
出発前の病気以外でしか
保険が下りない
たびほ

AIU、東京海上日動の2社は、出発前の病気でも保険金がおりるプランを提供しています。ただ、ネットで完結しないので店舗まで行く必要があります。少し時間に余裕を持って対応する必要がありますね。

一方、たびほは、ネットだけで申し込みが終わるのですが、出発前の病気が悪化した時には支払いの対象になりません。これは注意しなければいけないことですが、慢性疾患とかでいまさら急変するようなものではない場合、その疾患を起因として海外で治療が必要になる可能を気にする必要がないことも多いでしょう。そういう場合には重宝します。

海外でも国民健康保険が使える!

なお、そもそも海外旅行に行く時に民間の保険に加入するのは「海外では全額負担だから」と脅されたから、という方も多いのではないでしょうか。

これ、実はちょっと間違っていて、日本国民なら基本的に誰でも加入している国民健康保険は海外での治療費にも適用されて、後から申請することで差額が返金される制度があるんです。

全国健康保険組合(協会けんぽ)

海外療養費制度は、海外旅行中や海外赴任中に急な病気やけがなどによりやむを得ず現地の医療機関で診療等を受けた場合、申請により一部医療費の払い戻しを受けられる制度です。

適用には一部条件がありますが、こちらも念頭に置いておくと、海外で病院にかかった時に慌てずに済みますね!